クローン病とは:クローン病の原因・症状・治療法

クローン病はいわゆる「クローン」とは関係ありません。この疾患は消化管に起きるもので、原因不明の炎症による慢性疾患の総称です。炎症の多くは小腸、回盲部、肛門周囲です。

 

1.クローン病の基礎知識
クローン病は、主に口腔から肛門までいわゆる全消化管を対象に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を起こす炎症性疾患で、現在の時点では原因不明であり、厚生…

2.消化器官の基礎知識
基本的に私たちは食物を消化して栄養を吸収しているので、生命を維持するためのエネルギーを得ています。食物は体内に取り込まれ、消化、吸収され、最終…

3.クローン病の症状
この病気の患者数は、1976年には128人(特定疾患医療受給者証の交付件数)が、平成2013年度には39,799人と顕著な増加がみられます。人口10万人あた…

4.クローン病の診断と食事療法
クローン病の診断についてですが、基本的には臨床像、消化管像(内視鏡の所見や消化管造影の所見)、病理所見によって診断されます。特定疾患なので、公…

5.内科治療とその他の治療
食事治療と共に内科治療も行われることが多くなっています。症状の出る活動期の内服薬としては、「5-アミノサリチル酸製薬・ペンタサ&サラゾピリン」、…

 

 

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